秋の虫

夏の過ぎていく様子が身にしみてきます。外では、秋の虫がりんりん、ちろちろと鳴いています。
今日は木曽へ行った。最初は妻籠の近く。
そのあとそば食べて、こんどは宮ノ越宿へ。
どちらも木曽馬の話を聞く。
6畳ぐらいの広さがあれば4頭は飼えるらしい。そのぐらいに木曽馬はコンパクト。
それと、ヨーロッパ種の馬たちが尻込みするような急な山道も、木曽馬は平気でぐんぐん歩くらしい。のぼりもくだりもぜんぜん怖がらないそうだ。しかも2日や3日歩き続けたって、へいちゃららしいよ。その訳は、骨格の構造にあるんだって。世界じゅうにいるほかの馬たちは筋肉が体の動きを支えるのに対して、木曽馬は、骨そのものが体の動きを支えているんだって。木曽馬は決してマッチョではないんだけれど、そういう骨格がために、丈夫なんだってさ。
あと腸がすごく長くてね、だから食べ物は草だけでもいいんだって。粗食に耐えるんだって。
木曽馬って、えらいねえ!

おまけ。
馬のひづめって、人間でいえば、中指の指先にあたるんだって知ってた?
だから、馬たちは、指一本で走り回ってるってことなんだよ!