麦秋

麦秋といいますと、なんとなく原節子が思い浮かんじゃうんだな。小津安二郎の「麦秋」1951年松竹大船ですな。これは白黒画面の中に麦畑が映っていたという記憶はありませんなあ。あと「風の谷のナウシカ」かな。ラストに近いあたりで麦畑の中を走ってきて、ばあさんが「おおっ」とかくるんだっけ？
まあいずれの映画にしましても、じつはぼくこれらを鑑賞した当時、麦は米と同じに秋だと思ってましたから、なんとなくどちらの映画をも秋のイメージに結び付けちゃってた。
こんなカン違いぼくだけでしょうか。麦秋って初夏を指すなんて知らなかった！これを知ったのは結構なおとなになってからですよ。信州は今まさに麦秋。山すそのあちらこちらで金色に輝く麦畑が目につきます。