朝が遅いね

もう朝の５時半なのにまだ真っ暗。西の空にきれいな月が残っている。写真はスローシャッターで撮った西の空。

この時間帯、夜明けの前兆すらない。まだあと１時間以上もしないと朝日は上がらない。
一年のうちでいちばん昼間が短いのは冬至だ。だからこの日までは昼間が短くなる。では、この日を境に日の出も早くなるのかというとそうではない。日の出は年が明けて１月10日過ぎて成人の日の頃にならないと早まってこない。どうして12月21日の冬至と日がずれるのか。
12月10日ぐらいになるともう日暮れはだんだんと遅い時間にずれていく。夕方になるとまだ冬至になっていないのにまるで日が長くなっているかのように感じる。ところが日の出時刻がまだまだそれを上回る速さで遅い時間にずれていっている。そんな事情のために日の入が遅くなる12月10日ごろと冬至の日程がずれてしまう。
今日現在、一日の昼間の長さはまだどんどん短くなっている。朝はどんどん遅くなっている。あと一月半もの間だ。朝が早くなってくると、春が待ち遠しくなってくる。ちょっと気が早いかな。